ママハナのロンボク日記3

インドネシア ロンボク島に住むママハナの日記

ビーチクリーンアップ作戦★第一回目

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船の修理のあとの汚かったビーチを少しでもきれいにしたい、子供たちにゴミを捨てない習慣を身につけてほしい という思いからビーチクリーン活動決行です。

このエリアはもう小学校などは授業が始まっているらしく学校のない日曜日 涼しくなった夕方にしようと決めていました、子供を集めるのは村の人にお願いしていました。

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最初にいたのは25名くらいだったはず、「おこづかいあげます」というのをは言っていたんだけど 具体的な値段は好評せず、お菓子代ほしさにまぁまぁ集まってきました。
ゴミ袋がそんなにたくさんなかったので(20枚くらい)ペアを組ませてレクチャー

一番たくさん集めた子にはエキストラでお金あげるよ!で一同一気に大興奮
ボランティアでやってもらうのが理想なんですけどね仕方ないです。

そもそも行政が行う色んなセミナーも参加者にバイクのガソリン代ほどですけど参加してくれてありがとうな謝礼を払ってるんですよね あほちゃうか!と思うんですがこれが昔から続く習慣だそうです。
スンギギなどで行っているビーチクリーンみたいに(完全ボランティア)ゆくゆくはしていきたいです。

ということでエキストラお小遣いがかかってるとなると がめつい餓鬼(笑)は一目散にゴミがいっぱいありそうなところ目指して猛ダッシュ。

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この中にもびっくりするほどのゴミが!

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少年達ものすごいスピードでゴミ袋パンパンにしちゃったよ 薄すぎてやぶれてしまう^^;
私も取材はそこそこに この後はごみ拾いやったんで子供らが拾ってる画像これだけです。

約30分間のビーチだけのゴミ拾いでした、途中から大人も参加w10分くらい目の前にある目立ったゴミだけ拾ってあとは並んで座ってしゃべってましたが。。。

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皆いい顔してるでしょ~ものすごくがんばって集めてくれて感激

そして、、、、

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お待ちかねのボーナス支給タイムですw うちの事務所でお金を数えて子供にお金を渡す私のオット、、、悪の親玉のようでおかしかった。

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左上の男性 外で待ってる子供らが一斉に入ってこないように制御中 騒然としてたんですー(笑)

気になる今回の駄賃は、、、、 Rp5.000-

えぇぇぇ(そんだけ?=子供の腹の声・笑)
いらんのやったらええんやで(500ルピア玉を1枚1枚数えながら)
えぇぇ はいそれでいいですぅ~(ちっ)

という会話はなかったけど 私も5000はさすがに今どきかわいそうではと思ったんですが ここは先々を考えて オットに従うことにしました。

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最初は25名くらいしかいなかったのに 終わってみるとなんやえらい数が増えてるがな
いちいち顔を覚えてないので ゴミも拾わずにしゅっと入ってきても私にはわかりません
まぁ大人がちゃんと見てたと思いますけどね。

10分ほどしか動かなかった大人もこのあとちゃっかりお駄賃もらいにきて、大人は1万ルピア
なんだかんだでお駄賃に50万ルピア(4000円程度)ほど使いました。

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集めたごみは当初私的にはゴミの回収がある 私が住んでいるマタラムまで運ぼうかと思ってたんですけど とてもではないけど車に全部つめなさそう。村の人に話すと今では北ロンボクも回収システムが始まっていて道沿いの指定場所においておけば 決まった日に回収に来るが このような特別なゴミは行政に連絡すれば無料で回収に来てくれるとのこと、、、これは新情報で ほほ~でした、がこれを100%信用する私ではありません。

行政にたのんでも「無料」の場合はいつくるかなんて約束はない可能性が大きい、お金を払って回収してくれる業者がいるので そこにまかせて行政のゴミ処理場までもっていってもらうのが正解、ということで雨がかからぬようにゴミはBagusDiversの事務所において その後の事を確認してこの件終了となりました。

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そこそこ目に見えるようなごみはなくなった目の前のビーチですが 村の子供らに学んでほしいのが「ゴミはポイ捨てしない」事です。

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このような事を大人が教えていればこのビーチもリンジャニの山もゴミだらけにはなりません、、、要するに大人が教えられないから子供もわからない、この悪の連鎖がインドネシアというきれいな島をゴミだらけにしている原因です。

今回のビーチクリーンはできる限り続けたくて月一くらいでやろうと話しました。
でも日々出る子供(+大人・笑)のお菓子の包み紙などのゴミをポイ捨てしないように ゴミ箱の設置が必要だなと感じていました。ちゃんとしたものを作ってと考えていたけどこの日はまだなかったので このような簡易のゴミ箱を持ってきたんですけど

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こんなふうに公共の場においておくと あっという間に誰か持っていくんだそうです^^;
結局1つは事務所の管理してくれてるムサさんが(笑)あとひとつは事務所にいれておくことになりました。

竹の少し大きめのゴミ箱を作ってペンキでしっかりバグースダイバース 持出厳禁と書いておかないとだめなようです。これまた次回の課題。

人を変えると言うのが一番大変な事なので本当はゴミの事で村人とはかかわりあいたくない 自分が納得する範囲でエコ活動をすると決めていたんですけど

じわじわと引きずり込まれていく予感、、、、、

大人はほっといて 子供の心にエコ意識の芽が出るようになら気持ち楽かなぁ まだ色々考え中です。

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