ママハナのロンボク日記3

インドネシア ロンボク島に住むママハナの日記

クラウドファンディング: ナッシュさんのしおり エピソード

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今回ご支援いただいた方へのリターン(お礼)のひとつに このしおりがあります。

ロンボクに来て スンギギやギリに来られた方 知ってる方もおられるかもですが
ビーチでお土産として販売しています。

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職人のNas(ナッシュ)さんとの付き合いは10-12年くらいじゃないかと思います。
スンギギのビーチで長く商売していましたが 数年前からギリ・トラワンガンに出稼ぎに行っていました、、、が、今回のコロナでお客さんがいなくなり 今は子供いるマタラムの家に戻っています。 今回の返礼品は迷いなく彼のしおりがいいと思っていました。

今でこそこのしおりを作る職人は少なくなりましたが
私が初めて買った13年前はスンギギ ギリにはもう少し職人はいたという印象です。

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比べてみました

10数年前の帰省の際の土産にと、一度スンギギにいる職人数名に作ってもらったときのものがまだ残っていました、、、私はNasさんの作るものが気にいって それ以来ずっと彼にお願いしてきました。

今回悩んだのが、、、、これ

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パターンが多すぎるーーー

これがナッシュオリジナルのモチーフ、御礼の品にするのにどうする???
しおり!とだけしか考えていなかったので まずここで止まる、、、、どないしよ

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試作品もたくさん作った

日本人には ↑↑↑一番下のシンプルなものもウケよしですが ロンボクらしさがない、、
やっぱりザ・オリジナルモチーフがいいかな 色どうしよかなと、なかなか進みません

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おおっ!

ナッシュさんが持ってたミサンガの見本を見て おぉぉーーーとひらめいた!
デザインや基本色は同じにして アクセント色だけ変えれば すきっと見えるやん!
この画像の上2本が参考になりました、やっぱり実物見るとわかりやすい。

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この両脇のラーメン鉢のような模様はナッシュさんがが得意げに「2020年て意味があるんだと」 ドヤ顔で言ったので(笑)今回いろいろアドバイスしていただいている 日本人のKさん(ナッシュさんの友人:女性)に何も言わず「この柄どう思う?」と聞いたところ、「いや~ええやん!!」という感想!実は個人的にはちょっとごちゃっとしすぎてない?と思ったんですが Kさんの意見もあったので今回 ミサンガだけは このラーメン柄採用です。
よく見ると一番上と 下2つの柄ちょっと違いますね、初期の2020年だと作ったのが上なのか(これなら22に見える)?でも形としてはちょっと?で徐々にラーメン柄に変わったのかな?と推測(笑)

しおりはミンサーの■4つの柄をあしらってみました、これはナッシュさんもたまに使う柄でしたので すぐOK!で採用となりました、左■5で右■4で いつの世もの意味になりますがバランスが悪そうだなーということで ■4つのみです。

ロンボクで八重山ミンサーですが、意味は【wikiペディアより引用】
かつて通い婚の風習があった時代に、想いを込めて、女性から男性に対して贈ったのがこのミンサーだと言われている。柄の特徴として、五つの■が「いつの」を表し、四つの■が「世」を意味する。


色々ありすぎると迷ってしまうし なにより今回はこれはお礼の品ということですので
シンプルな5色のみとしました。
大まかな色と文字だけ指定して ナッシュさんにまかせて仕上がったものがこちら

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ピンク、オレンジ、赤、青、緑の5色

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ミサンガは色をしおりにそろえるだけの完全ナッシュさんオリジナルデザインです。

大きさについて
普段彼が作っていたのは 欧米のペーパーバック本の長さでした(長いです)
日本人は旅といえば文庫本が多い、手帳もそんな大きさが多いので短めにしています。
ミサンガも同じくらいの長さで 細くて 両方に短めの紐がついているので 本にはさんでも上下からしっぽが見えるのは それはそれでかわいいです。
ミサンガとしても使えるし一石二鳥状態w

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ナッシュさんの仕事道具の爪!

普段はこんなんしてませんが たまたま友人にヘタトゥペーストで描いてもらったんだって!爪だと1週間は余裕でもつかな???洗っている間に段々薄くなるインスタントタトゥです。
観光客がまた戻ったらナッシュさんもギリのトラワンガンに戻っていくかと思います、もしギリのどこかで出会ったら これ以外にもいっぱい素敵なデザインあります、 そしてなにより日本人の好みをわかっていますので 現地で相談しながらお気に入りの1枚 またぜひ作ってみてください。 これ見たから知ってるよ(あなたのこと)と言ったら お安くしてくれるかも

2020/10/27まで参加している私のクラウドファンディングはこちらです!
皆さまの暖かいご支援をお待ちしています!

camp-fire.jp



余談:

最近はスマホに本を入れている人も多くなり しおりも売れないようで 見本はミサンガのみでした、、、以前は携帯電話用のストラップなども需要あったのがスマホになって需要なし
主力商品はミサンガかキーホルダーのみとなってしまいました。
時代に合わせた商品を作らないと生き残っていけません。

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今回はミサンガもしおりも 支援金のお礼、ということで これの商品代金ではないので およよというくらいの価格になっていますが 本来はさすがにここまでしません。
今後ネットショップなどで売れたらいいのにな とおもいますが 問題は郵送料金

今回のお礼も本来なら ロンボクから直接郵送したほうが 切手も消印も「外国から来たんだなー」ってのがあっていいのですが 問題はン「インドネシアの郵送料金はとても高い
ということです、今回しおりと封筒 お礼のカードくらいの重さの紙を入れて郵便局でチェックしました、 普通の航空便で Rp950.000と言われて驚愕。ぱっと感覚で900円くらいです、、、そんなものなんでしょうか?はがき1枚で3万ルピア 250円くらいです。
3年くらい前に調べたことがありその時は2万ルピアだったので1万ルピア上がってることになります、今の時代旅先からはがき送るような人もいなですしね、、、^^;高いよ~と困る人も少なそうです。 私は困っていますがね。


仮にネットショップを作って 「しおり」を1本300-500円で販売したとして +郵送費を考えると なかなか買ってくれる人いないんじゃないかと考えてまたそこで止まったままになっています。

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何かよいアイディアありましたら お知恵ください^^;

今日も読んでいただいてありがとうございます!
お帰りまでにぽちっと ↓↓↓ お願いします

 

★★★ 今までのしおりに関するブログ記事です。

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