修理のあとにすること
先日の進水式の際屋根上のデッキから見えた風景、、、以前はこの目の前にはヤシの木の林が続いていましたがこの15年でビーチがどんどん浸食されてしまい木は立ち枯れてしまいました。先進国のツケが化石燃料使う頻度の少ない人たちに回ってきてる現実です。
うちの管理事務所のある建物のもうすぐそこまで海がせまってきていまして あと10年もつのかな?という状態ですね。海沿いに家があるといいななんて昔は思っていましたが今ではそんなのありえない(怖い!)です。
こちら修理をしていた船がおいてあった場所のすぐ後ろ!振り返ればこの状態でした。
これは数日前に降った大雨の際に川沿いの村人が捨てたごみが濁流でながされ 大潮と重なってこのビーチに押し寄せたのだと推測します。
かといって大潮の前はすごくきれいということでもなく普段はこのような状態で慢性的にごみがある状態です、、、行政はゴミの回収をそもそもしていないので住民も捨てる場所がないというのが根本的なインドネシアの問題だと考えています。私の住むマタラム市は州都でもあるのでメイン通りの指定場所に集積されたゴミは回収して それを人々の目の届かないところに運びどんどん積んでいっている状態なので 市内の表通りは毎日掃除もしていてぱっと見はきれい(笑) 細部まで回収はしていないので川沿いの住民はポイ捨てが当たり前(怒)
経済発展めざましい国ですが所詮はこんなもんなのです くやしかったらこういうところにちゃんと予算まわしてくださいインドネシア政府
今回の進水式には子供も集まると思ったのでお菓子袋もまけばいいかなと色々買って詰め合わせてみました。
喜ぶかなーどれがいいかなーという気持ちと同時に 「これ全部その辺に捨てるんだろうな」(笑)
小さい子なんかは字も読めないだろうけど袋にこのようなカードを入れて準備しました。
ゴミ箱て何???
て思う子もいてるんかな?(笑)それ言うならゴミ箱も用意せーよ、ですよね。
一連の行事終了後にビーチを見たら 案の定中身を食べたあとの袋があちこち落ちていたので提供者が責任をもって拾って持ち帰りました^^;
それを見て 座ってた人らが手伝ってくれたりもしたので ゴミが落ちているのはやっぱりダメなことていうのはわかってるんだよなー
小ばかにしたような書き方が失礼だとはわかってはいるんだけどホンマ村の人たちにアンケート調査してみたいんです、「このゴミいっぱいの状況は好きですか?嫌いですか?」と
ということで本日11/29日曜日 午後4時過ぎから 村の子供らを集めてゴミ拾いします。
今回の支援金はまだ余っているのでこのお金を使って村にゴミ箱を配置したり(管理はうちがやります) 環境問題に関心を持ってもらえるように有効に使わせていただきたいと思っています。
ちょっとずつ子供を洗脳してやるーーー!
そして「お母さんここにゴミは捨てちゃだめなんちがう?」という日が来るのを目指しますw
夢は大きく☆
ママハナのロンボク日記2で九州のテレビ局の取材に同行した際のブログ
6年も前のことなんで現在のゴミの量は半端なく増えているのに行政の対応は見た目にはほとんど変わっていないのでヒサンな状況じゃないかと思います。
ロンボクのゴミ事情 その1 マタラム市内のゴミ回収の様子
ロンボクのゴミ事情 その2 最終処分場の光景
ロンボクのゴミ事情 その3 マタラム市の取り組み
ロンボクのゴミ事情 その4 私設ごみ銀行の取り組み
↑私のブログで何度か登場しているアイシャさんのごみ銀行
出会いはこの取材がきっかけでした。
ロンボクのゴミ事情 その5 ギリアイルでみたエコブリック
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