ロンボクでとても素敵な絵を描いていた 日本人画家の飯塚さんが7/10に急逝された。
私自身まだ夢の中にいるような 信じられない気持ちしかないのだけれど
詳しいことは分かりません 奥さん 長女によると 7/10の朝から具合が悪く 夕方に病院に運ばれたが その夜 10時過ぎには にはもう息をされていなかったと、、、
前日まで普通に買い物などもしていたので 本当に突然のことだったようです。。。
11日の朝に訃報を聞いてから ずーーーっと飯塚さんのことをぐるぐると思い出してばかりです。 最初に出会ったのが2004年か5年にあった 領事館主催の在住邦人の集まりでした その時に渡された名刺に作品が印刷されていて 民族衣装の女性の肖像画のその色合いが本当に素敵だったんです、 ファンになったきっかけでした。(その名刺めっちゃくちゃ大事にしてた割に 今日探したが見当たらなくて とほほ・涙)
その後2006年2月に初めて飯塚さんの絵を買ってから すでに14年もたっている、、、
この上の絵は年末に日本人会で開催している もちつき大会の景品として飯塚さんが提供してくれたもの うちの次女がママのためにとど根性でゲットしてくれた 我が家の最新コレクションです。(絵が描かれたのは2016年とありました)
釣り上げた漁師のこの驚いたような うわ~というわくわくした表情がたまりません
実は小さな作品ですが 同じモチーフのものを以前から1枚持っていました。
(飯塚さんはある時期このモチーフを気に入って何枚も書かれていました)
漁師のリアクションがびっくりして腰ぬかしてますね 上の絵の釣り人が うほっ!と言ってるような表情とは違っていて面白い。
釣るほうも 釣られたほうも皆 うっししな顔をしてるなぁ この絵についてもいろいろ聞いてみたいことあったのになぁ
2006年2月に初めて買った 記念すべき1枚目 今でも大好きな1枚です。
亡くなった翌日に飯塚さんに会いに行きましたが 亡くなる3日前 7月7日の七夕に描き上げたという今となっては遺作がいつも絵を見せてもらっていたお部屋の 一角に誇らしげにかかっていました、白蛇と鶏の戦いの絵! 動物が戦う絵もテーマとしてよく描かれていた題材でしたが 白蛇がいる絵というのは初めて見ました。
飯塚さんが書いていたブログ 最初のyahooブログ 「ロンボクで描く」は去年サービス終了でもう存在していないし 後続の「お絵描きオヤジの発作的症例報告」 はSNSにもアップを紹介する記事を投稿してたのですが すでにデッドリンク。
いつぞや知らない人に画像を勝手に使われてとか、で 思うところありでブログ自体を削除されたようですが 過去に投稿したSNSには タイトルと さわりの文章だけがまだ残っていて
ある日の投稿に このような文章が載っていました、
遺作は 白蛇の周りに舞う鶏の姿(雄鶏 雌鶏 ヒヨコまで団体さんでぐるっと白蛇をかこむような構図でした その中の白蛇に戦いを挑む1羽の雄鶏の動きに釘付け!)背景の色はストロベリーチョコのようななんとピンク色 7日に出来上がった白蛇の一枚は彼にとっての生きていた時の傑作だったのかな? 次回もしあの世で会えたら聞いてみよう。
この先 現世では飯塚さんの新しい絵を見ることはないんだと思うと 本当に悲しいし寂しい、、、、
心根の優しい 本当に純粋な方でした、あの世でもきっと大好きだった絵を描き続けられるのだろうなぁ。
今は静かに 飯塚さんの冥福をお祈りしたいです。
私の今までのブログの飯塚さん関係のお話
mamahana.blog.ss-blog.jp
このブログ↓文章は 飯塚さんが書いたものです。
lombok.exblog.jp
お葬式が終わって 落ち着いたら ここ数年見てなかった作品を見せてもらうお約束を奥さんとして帰りました。 ヒンドゥのお葬式(ガベン)は7月24日です。
ぽっちっとよろしくお願いします!